熱風! S(スーパー)への各話コメント
(90話〜111話)


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90話 地球崩壊の予感?謎の新戦士登場

記念すべき「セラムンS」の第一話、とはりきりたいところだが、この回では姿・形は影にされ、セリフもほんの一言「ちがう、これはタリスマンじゃない」とだけ。
「ワールド・シェイキング」の掛け声もなし・・・。
ま、影があって、謎があって・・・というのは人気者の必須条件か。
エンディングCASTでも『謎の戦士』となっていた。

91話愛のロッド誕生!うさぎの新変身

「勘違いするな。ボクたちの目的はタリスマンを集めることのみ。おまえたちとなんかといっしょに戦えるか」
正義の味方ならフツーは言わないこんなセリフ。
この時点で、はるかとみちるはセーラームーンたちをどういうセーラー戦士だと思ってたのか・・・。
2人でツライ戦いをずっとしてて、5人をうらやましく思っちゃって、なんかヒクツっぽくも聞こえるゾ。

92話 素敵な美少年?天王はるかの秘密

出ました!はるかさ〜ん。
美奈子でなくても叫びたくなるカッコよさ。
「天王はるか、高校1年」「知りたかったんだろ?ボクのことをさ」
自分からそんなことを言うなんて、みちるの言うように、はるかったらかわいい子を見るといつもこんなふうに優しく声をかけているにちがいない。
「レーサーになるのは夢だった・・・。今は自分にしかできないことをするのが夢だ」
はるかの言葉に胸が締め付けられる。
「そのためにはどんな犠牲をはらっても、何を失っても、後悔はしない」
語尾をキュッとしめるあたりにはるかの意思の強さを感じる。

93話 うさぎの憧れ!優美な天才みちる

この回、みちるの「私たちにはわずかな前世の記憶しか与えられていない」というセリフ、サラッと言ってるが結構重要なセリフだよね。
誰がタリスマンを持っているのかだけでも判っていれば、こんなにふたりは苦心せずに済むのに・・・。なぜ?
最終回までいってもこれは判らなかった。

94話 純な心を守れ!敵味方三つ巴乱戦

「ファーストキスに憧れるなんて、かわいいな」
そういうあなたは?はるかさん!?
この回のラストでちょっと弱気になるネプチューンに「何を言う!」とウラヌス。
はるかって、弱音を吐かないのね、ホント。
たまには息抜きも必要よ・・・。

95話 恋のおたすけはムーンにおまかせ

な、なんですか〜、その格好は!?
まるでホスト(友人K談)のようなはるかにびっくり。
ダイモーンに恋人をけしかけられそうになって、「自分の相手は自分で探す」と言ってのけたはるか。
名セリフ?ともとれるこの一言。
はるかの相手ってみちる以外だとどんな人になるんだろう・・・。興味深々である。

96話 冷酷なウラヌス?まことのピンチ

この回は盛りだくさん。
誰もが思っていた「高1なのに車の運転していいんですか」のまことのツッコミに拍手。アワくって「海外でライセンスとったんだ」とはるか。ホントかよ。
ダイモーンが現れてからは忙しい。やられて草陰に飛ばされたフリして変身。そして用が済んだら、再び気絶のフリ。
正体がバレないように必死というか、演技派な一面も見せてくれました。

97話 水のラビリンス!ねらわれた亜美

「あ〜あ、泣かせた」と、みちるをからかうように言うはるか。楽しそう。
でも亜美を迎えに行くなど、フォローもかかさない。意外とマメだ。
94話では弱音を吐くみちるを叱咤するはるかなのに、今回は「残念ながら・・・」と亜美がタリスマンの持ち主でないことを嘆くセリフを言うみちるに「あの子が無事でよかったと思ってるんだろ」とみちるの本音を代弁していた。
みちるさんには優しいのね、はるかさん。

98話 友達を救え!ムーン ウラヌス連合

「お前に何がわかる!ボクたちは二人で約束したんだどちらかに万が一のことがあっても情に流されて助けたりしないと。残ったほうがタリスマンを必ず探し出すと」「誰だって犠牲者を出したくない。だがそれで全世界を救えるとしたら、おまえならどうする」
苦悩っぷりが伺えて、ウラヌスの株が上がった回ですね。
変身前でもあんなに強いとはサスガ。根が正義感なのね。
それにしても顔見えてるのに、どーして正体わからないんだ!?

99話 男の優しさ!雄一郎、レイに失恋?

レイの彼氏と間違われるはるか。雄一郎、君が悪いんじゃない、と私は思う。
はるかったらすぐに訂正すればいいのに、楽しんでいるのか?イジワルね。
ところで子持ちの私は同じく子持ちの友人Nと、はるかが自分の子だったらどうする?という話をしていた。
私は心を痛めながらもはるかの決めたことを見守る、みたいなことを言っていたが、友人Nは私とは器がちがった。
友人Nは「まず、自分のことボクっていうのやめなさいって言う。それから、かわいい女の子ひっかけるのもやめなさいって言う」と言ってのけた。
いい母になるよ、N・・・。

100話 セーラー戦士をやめたい!?美奈子の悩み

「天才レーサーのはるかさんが好きになるのはどんな人ですか?」「もっとフツウの女子高校生だったら、って思うことないですか」
はるかに女子高校生っていうのが(でも女子高校生か)ムリがあるけど美奈子、よいツッコミだ。耳をかっぽじって聞き入りましたよ。
「ボクは自分がフツウじゃないとは思ってないぜ今の自分が一番自分らしい、そう思ってるサ。モータースポーツを好きになった天王はるかはどうあがいたって結局こういうふうにしか生きられない」などなど・・・。くー!いいこと言うねぇ。
使命云々以外で初めて口にしたいいセリフ。
自分で決めた道だから逃げてなんかいられない。
自分を信じて一歩一歩行くことが大事なんだよね。
その結果こそが自分らしさであり、自分である証しなのだ。

101話 うさぎ涙!誕生日にガラスの靴を

「ボクはおだんご頭にご執心でね「ほんとにかわいいナ」と顔をゆるますはるかにタリスマンの持ち主かも・・・と釘をさす?みちる。
やきもちか?
でもはるかが使命最優先でいる横で、みちるは「本当にいいの?」と何度も念をおす。「あの子の死を意味するのよ」と。
はるかがどれだけ傷つくことになるのかを、わかっているみちる。
使命を果たすことと、はるかが傷つくことを天秤にかけると、ついついはるかの方が重くなってしまうのがみちるなのね。
今回ははるかより、みちるに目がいってしまった私である。

102話 奪われたピュアな心!うさぎ絶対絶命

今回の主役はズバリ!はるかでしょう!
ワールド・シェイキング2回の快挙!
セーラーチームがやられそうになり、BGMが盛り上がったと思ったら一瞬の沈黙。
直後に2回目のワールド・シェイキング!
トリハダものでした。演出サイコー!
極めつけはみちるに「ホント、どういうきまぐれかしらね」とつっこまれ、「フッあんまりいじめるなよ」のセリフ。
私、この一言ではるかにころびました。
「人は誰でも誰かを踏みつけにして生きているんだ」のくだりは考えさせましたが・・・。
はるか、ケガ大丈夫?階段まともに降りられなかったじゃない。
お大事にね。

103話 やってきた ちっちゃな少女戦士

はるかったら浴衣なんて(しかもやっぱり男物)着て、ケガ痛いのかと思ったよ。
うさぎたちにふいに触られて「ウッ」となり、「え?もしかしてそのケガは?」てな具合で正体がバレるのかと思った。
でも、それではさすがに主役を奪う恐れがあったのか、前回のことにはいっさい触れず。
唯一、ムーンとマーズがピンチに「今日は助けてあげないの」というみちるに「そういつも助けていては、サービスが良すぎるだろ」と言っていたぐらいだが、本当はケガが痛いんじゃないの?
本当に大丈夫?と、気になって仕方ありませんでした。

104話 友達を求めて!ちびムーンの活躍

あぁ、今度はお茶の席にまでやっぱり男物の着物で・・・。
はるか、そこまで女を捨てるのか・・・。
私は女物だって似合うと思うぞ!
背もスラリと高いんだし、顔だって申し分ない。まるでモデルのようじゃないか。
ステキなレディになると思うのに・・・。
かつてフランスで男装の麗人と呼ばれたオスカル様でも、ドレスを身にまとい、ダンスを踊ったことがあるんだよ。ステキだったゾ!
はるか、あなたの女装(って言ったら失礼だって)にかなりの期待をしているんだよ、私。

105話 パワーが欲しい!まこちゃんの迷い道

「この道よりわれを活かす道なし ゆえにこの道を行く」いい言葉。
それはさておき、プールサイドのはるかとみちる。
やっぱ気になるのは水着姿。しかしよくわからなくて残念・・・。(オヤジか?)
さすがのはるかも男性用水着(短パンのみ)にはなれないだろうに。いったいどんな水着だったんだ?
それともハナから水着は着ていなかったのか?
あれはただのショートパンツにタンクトップだったのか?
みちると一緒の時には男役に徹するはるか。でも自分ひとりで泳ぐ時ぐらいは女物着てね。

106話 運命のきずな!ウラヌスの遠い日

もう回想シーンのことは多く語るまい・・・。別ページ「あの日からの想い」をご覧ください。
みちるの告白シーンではなんだか涙が出そうであった。
ツライ使命を押し隠すように恋人同士を気取るはるかとみちる。
それはひとりで戦っていたみちるに対するはるかの優しさのようにも見える。
そしてはるかはみちると運命を共にしようと決めた。自分を誰よりも理解してくれるみちるに言った「君に会えてよかった」という言葉は、はるかの心からの一言に違いない。
そして今回が初めての変身シーン。ステキだ!
「ボクは風だからね」とダイモーンを捕まえるはるか。
そしてみちるに「いまだ!」とディープサブマージを打たせて寸前でかわす。
二人のコンビ技は最強だ!

107話 芸術は爆発!ちびうさの初恋

う〜ん、甘々だぁ。もうアヤシイくらいに・・・。
これを初回放送当時は、お子様も見るゴールデンタイムで流してもよかったんだろうか・・・。
みちるに向いていたマサノリ君の心が、結局ちびうさに向いてしまったところでエンディングだったが、これには続きを想像させられる。
ちびうさたちの様子を見ていたはるかとみちるは、
 は「ふられたな、みちる」
 み「なぐさめてくれるんでしょ、はるか」
 は「どうしようかなぁ」
 み「まぁ、いじわるね」
なぁんて会話をしていたに違いないのだ。


108話 うさぎのダンスはワルツに乗って

ピアノを弾くはるかを見てショックを受けた。何か違うような気が・・・。
しかし、よ〜く考えると、未成年のうちからモータースポーツをやれるようなはるかのお家柄からすると、幼少のころにはピアノくらい習っていたかもね。
そしてプロ級のみちるのバイオリンに合わせるためにこの曲だけは猛練習したに違いない。
と、そんなことを連想して、はるかのけなげさに心打たれる私であった。

109話 衝撃の刻!明かされた互いの正体

自分が薦めた献血をせっせとやる美奈子をマークするはるか。
悪いこと言っちゃった、くらいは思ってたかもね。
ピュアな心の結晶をとられた美奈子のリアクションはかなり笑えた。
バラの花びらを散らせながら、フゥ〜ウ〜♪♪と登場するのも今回が最後。
少し、いや、かなり残念だ。

110話 ウラヌス達の死?タリスマン出現

「ずるいじゃないか、みちる・・・ひとりで自分だけの世界へ行くなんて・・・ボクを置いていくなよ・・・」
ううう・・・。何度見ても胸がツマる思いでいっぱいになります。
自分の大切なモノを犠牲にして全世界の人の大切なモノを守る、とは何とつらく苦しいことなのだろう・・・。
そして私の最大の疑問は、はるかとみちるは何故この時代に覚醒した時に、わずかな前世の記憶しか与えられなかったのだろう、ということ。
二人の戦士としての決意を試していたのか?
誰が・・・?メシアが?それともはるかとみちる自身が?
初回放送当時にこの回の脚本がアニメ雑誌の付録になったらしいのも納得できる。
すばらしいデキ。アニメ史に残るであろう名作だった。

111話 聖杯の神秘な力!ムーン二段変身

はるか、みちる、生きててよかった。ホントによかった。
今回、いつもは説明的なセリフがほとんどないはるかにしては、とってもよくしゃべっていた。
復活して前世の記憶が全てよみがえったのか、メシアについてまでも解説してた。
何はともあれ、ホントによかった。



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